everyday knobs
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MANUAL

使い方

作例を選んで、スライダーで調整して、書き出す。さらに 印刷して実際に軸へ挿す ところまで、この一枚で。

はじめに

everyday knobs は、ロータリーエンコーダ用のツマミ(ノブ)をブラウザでパラメトリックに作るジェネレーターです。トグルとスライダーで形を決め、3Dプレビューを見ながら STL / STEP で書き出せます。インストール不要・サーバー不要、すべてブラウザ内で完結します。

基本の流れ

  1. 選ぶ … 「ギャラリー」から作りたい形に近い作例をタップ。出発点になります。
  2. 調整 … カテゴリを開いてスライダー / トグルで好みに。迷ったら R(🎲ランダム)も。
  3. 確認 … 3Dビューで回して確認。重いテクスチャは手を止めると数秒で仕上がります。
  4. 書き出す … STL(3Dプリント用)/ STEP(CAD用)/ ビューの PNG。
  5. 挿す … 印刷して軸へ。きつい/緩い時は「印刷のコツ」へ。

画面の見方

画面は3つのエリアでできています。

パラメータ早見表

カテゴリ順に、各パラメータの役割・範囲・コツをまとめます。スライダーの上限は軸穴の肉厚などに応じて自動で安全側に絞られます(壊れる形にはなりません)。

軸・取り付け

項目範囲・単位役割・コツ
軸タイプEC11互換 / EC12E24404A8 / EC12E1240301EC11シリーズ互換=φ6 ローレット軸 / EC12E24404A8=φ6 Dカット(背高) / EC12E1240301=φ6 中空(低背・C字キャビティ)。いずれも実寸でフィット。
軸穴 深さ2 〜 本体高さ-肉厚(1mm刻み)軸が刺さる深さ。深いほど保持力UP。天面までの肉厚は自動確保。低背(EC12E1240301)は取付形状に合わせ深さ固定。
嵌合クリアランス−0.10 〜 +0.60(0.05mm刻み)軸穴の遊び。スライダー下に実寸(φ・Dカット面)を表示。マイナス=きつめ圧入。入口には0.5mmの挿入面取りが自動付与。

本体形状・サイズ

項目範囲・単位役割・コツ
本体形状丸 / 多角形 / 波型 / 指針断面の輪郭。指針=チキンヘッド(向きは指標の角度で回る)。
角数(多角形)3 〜 8三角〜八角。
角の丸み(多角形)0 〜(0.1mm刻み)角を丸める。0で鋭角。
ロブ数(波型)3 〜 12 山花びら/歯車のような波の数。
ロブの深さ(波型)0.3 〜(0.1mm刻み)波の振幅。径は山の平均。
指針の長さ(指針)1 〜 30mmくちばしの伸び。
本体径(下部 / 上部)最小 〜 60mm(1mm刻み)上下を変えるとテーパー / 裾広に。多角形は外接径。
本体高さ4 〜 40mmノブの背の高さ。
胴のふくらみ(丸のみ)可変(0.5mm刻み)+で樽型、−でくびれ(鼓)。0で直胴/テーパー。

天面

項目範囲・単位役割・コツ
天面エッジなし / 面取り / 丸めフチの処理。サイズは 0.2mm〜(0.1刻み)。
天面スタイルフラット / リセス / すり鉢 / ドーム凹み(リセス=一段 / すり鉢=球状)または凸(ドーム)。
深さ / 高さ0.4mm〜(0.1刻み)凹み深さ・ドーム高さ。軸穴と干渉しない範囲に自動制限。
縁の幅(リセス/すり鉢)0.5mm〜(0.1刻み)凹みの外周に残す平らなリング幅。

💡 角丸の多角形・波型・指針の天面は、フチが「直線+円弧の連結」になり面取りできないため、天面エッジは自動でスキップされます(フラットになります)。

側面

項目範囲・単位役割・コツ
側面テクスチャなし / 縦溝 / 斜め / 綾目 / 横溝 / 指スクープ指掛かり。縦溝=ローレット、綾目=ダイヤ目、横溝=コインエッジ、スクープ=大きなすくい。
本数 / 段数 / スクープ数6〜48(スクープは3〜)溝・段・すくいの数。
溝の深さ0.2mm〜(0.1刻み)彫り込み量。
溝の太さ(縦溝/斜め/綾目)40 〜 120%角ピッチに対する太さ。細目=ナール、太め=ギア風。
ねじれ角(斜め/綾目)10 〜 30°螺旋の傾き。
スカートなし / フランジ裾の張り出し段。径(本体径〜70mm)と高さ(1mm〜)。

💡 斜め・綾目・横溝は計算が重め。操作中は滑面プレビューを即表示し、手を止めると数秒でテクスチャを仕上げます(2段ビルド)。

指標・目盛り

項目範囲・単位役割・コツ
指標なし / 刻線 / ディンプル向きを示す印。刻線=ポインター、ディンプル=点。
線の幅 / 点の径0.6〜2.5 / 1〜4mm太さ・大きさ。
線の長さ / 中心からの距離2mm〜(0.5刻み)伸び/オフセット。
彫り深さ0.4mm〜(0.1刻み)刻みの深さ。
位置(角度)0 〜 360°(15°刻み)向き。0°=右(3時方向)。
目盛りなし / あり天面のロータリースケール。
本数 / 主目盛り間隔4〜60 / 0〜12本ごと目盛りの数と、長い主目盛りの間隔(0=なし)。
角度範囲60 〜 360°(10°刻み)360=全周リング、それ以下=上方中心の弧(下に開口・ポット風)。

印刷サポート

項目範囲・単位役割・コツ
底面の面取り0 〜 0.6mm(0.1刻み)1層目の太り(エレファントフット)対策。
公差テストピースSTL書き出し現在値中心に 0.05刻み5段のソケットを並べた試し刷り。次章参照。

💡 底面の面取りは、テーパー(上下径が違う)や角丸多角形/波型/指針の底面では適用されません(フチが面取り不可のため)。フランジ裾を付ければ底面が円になり面取りできます。

3Dプリントのコツ(実際に挿す)

🎯 このツールの推し機能:公差テストピース。 3Dプリントは「刷ってみないと嵌合(きつさ)が分からない」のが最大の難所。テストピースを一度刷って軸を挿すだけで、あなたのプリンタ・素材でのベストなクリアランスが一発で決まり、本番のノブが気持ちよく軸へ挿さります。使い方はこちら ↓

嵌合クリアランスの考え方

クリアランスは軸穴の「遊び」。プラスで緩く、マイナスで圧入(きつめ)になります。スライダー下の実寸表示(φ◯◯ / Dカット面◯◯mm)で狙い値を数値で確認できます。プリンタや素材で適正値は変わるので、まずは +0.10〜+0.20 あたりから。

公差テストピースで一発フィット

公差テストピース:5段のソケットを連結したテスト板。天面の刻み目(1〜5)で段を識別

  1. 「印刷サポート」の「公差テストピースをSTL書き出し」を押す。
  2. 現在のクリアランスを中心に、0.05mm刻みで5段(−0.05〜+0.15)のソケットが並んだ小さな板が出力されます。
  3. 印刷して、各段に実際の軸を挿してみる。
  4. 天面の刻み目の数(1〜5)で段を識別(2 = 現在値)。一番いい段の番号 → 対応するクリアランス値を本体に反映。

そのほかの自動サポート

素材ごとの目安(参考)

PLA はやや硬めで寸法が出やすく +0.10〜0.15、PETG は収縮・糸引きで +0.15〜0.25 くらいが目安。いずれも最終はテストピースの実測が確実です。

保存・共有・再現

💡 テーマ(ダーク/ライト)とアクセント色はこのサイトとジェネレーターで共有。トップで選んだ色のままジェネレーターに入れます。

キーボードショートカット

キー動作
Ctrl / ⌘ + Z元に戻す
Ctrl / ⌘ + Shift + Zやり直し
Rランダム生成
Fビューをフィット
1 / 2 / 3視点(斜め / 正面 / 上)
0自動回転 オン・オフ
?ヘルプを表示

FAQ・困ったとき

操作中に数秒固まる / 仕上がりが遅い

綾目・横溝など重いテクスチャは、操作中は滑面のプレビューを表示し、手を止めてから数秒で仕上げます(仕様)。ステータスに「仕上げ中…」と出ます。

印刷したノブが軸に挿さらない / きつい・緩い

嵌合クリアランスを調整してください。公差テストピース(上記)を一度刷れば、最適値が一発で分かります。きつければ+方向、ガバガバなら−方向へ。

対応していない軸を使いたい

現状は ALPS EC11シリーズ互換 / EC12E24404A8 / EC12E1240301(いずれもφ6)に対応。他の軸径・規格は今後の拡張候補です。

形が思いどおりにならない(エッジが付かない 等)

角丸多角形・波型・指針の天面エッジ、テーパー底面の面取りは仕様上スキップされます(上の💡参照)。フランジ裾を付けると底面の面取りが使えるようになります。

作ったデータは自由に使える?

書き出した STL / STEP はあなたのもの。商用利用も含め自由に使えます。本ツール自体は MIT ライセンス(GitHub)。

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